労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。 もし記事がしばらく更新されていないなら、新潟にブラック企業を見つけていないしるしです。あなたが見つけたら、私たちに教えてください。 にいがた青年ユニオンとしての考え方、労働相談や生活相談などは、ブログ「ゆにぶろ」で紹介します。

2016年10月19日水曜日

人の不幸につけ込む不正受給は許されない 震災助成金詐欺



こういう悪徳社長は、絶対に許されるべきではありません。

東日本大震災で被災した企業を支援する制度を悪用し、助成金およそ6億円をだまし取ったとされる人材派遣会社社長に、大阪地裁は懲役6年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、大阪の人材派遣会社「ビジービー」の社長・中村真也被告(50)は2011年、仙台支店の売り上げが会社全体の3分の1以上を占めるという虚偽の内容の書類を大阪労働局に提出し、東日本大震災の被災企業に国が支給する「雇用安定助成金」およそ6億円をだまし取りました。公判で中村被告は不正申請を認めたものの、詐欺ではないと主張していました。
TBS 震災助成金詐欺、人材派遣会社社長に懲役6年の判決 2016年10月18日

この社長は今後控訴するかもしれませんから、詐欺かどうかは置いておくとして、震災助成金の不正申請は認めています。
東日本大震災では、多くの住民が被災し、そこで営業している会社も大変な状況でした。だからこその助成金です。こともあろうに、それを6億円も不正に受給していたというのです。

人の不幸につけ込み、甘い汁を吸うような人材派遣会社は、営業を続けさせるべきではありません。