原子炉がいくつもメルトダウンを起こしたときに対応が難しい。柏崎市:原子力規制庁に7項目要望書 集中立地への見解問う /新潟
毎日新聞 5月11日(土)11時2分配信原子力規制委員会が策定した原発の新規制基準案について、柏崎市の会田洋市長は10日、「不十分な点があるか確認したい」として原子力規制庁を訪れ、7項目の疑問への回答を求める要望書を同庁の森本英香次長に手渡した。疑問点に挙げたのは、原子炉の「集中立地」のリスクに対する見解▽基準案で耐震重要度が低く位置づけられた、送電設備などの耐震性強化への見解▽地震、津波、テロなどに対し、どこまで余裕ある対策を義務付けるか--など7項目。
というか、1つでもメルトダウンすれば、他の原子炉を管理できなくなる。
「余裕のある基準」というのは、どういうことなのだろう。
そもそも、「5重の壁」があって、絶対に大丈夫といわれていたのに。
ともかく、真っ平らな新潟平野で事故が起きれば、何も遮るものはない。
ところで、原発周辺の産業構造はいびつになっている。
自身の生活のために、再稼働を望む人もいるだろう。
しかし、その人も、もしもメルトダウンが起きれば、健康に不安を抱える仕事をしなくてはならない。
家族を不幸に巻き込まなければならない。
それこそ「失業なき雇用の異動」-原発から自然エネルギーへ-の方法はないのだろうか。