労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。 もし記事がしばらく更新されていないなら、新潟にブラック企業を見つけていないしるしです。あなたが見つけたら、私たちに教えてください。 にいがた青年ユニオンとしての考え方、労働相談や生活相談などは、ブログ「ゆにぶろ」で紹介します。

2015年7月27日月曜日

不当解雇されても泣き寝入りしないためには、たたかうことが次に繋がる

その解雇、ちょっと待った!

解雇は簡単にできません。
解雇が簡単にできたら、失業の恐怖のために、ヒドイ働き方がひろがって、社会不安が高まるからです。
でも、なぜか解雇が横行しています。

なぜ?

簡単です。
泣き寝入りする労働者が多いからです。

一人として泣き寝入りしなければ、会社はものすごいコスト(対策のための時間と費用)がかかるので、そうそう簡単に解雇できません。
実際上、法律では解雇は厳しく制限されています。
たたかえば勝てるケースが多いのです。

ツイッター上には、そうやってたたかっている人たちのつぶやきが流れています。





ただ、裁判ともなると、長い時間がかかるので、諦める人も躊躇する人もいるでしょう。
ものすごくお金もかかるというイメージもあって、余計にそうなるかもしれません。
労働審判のように、早く解決できて、非公開の手続きもありますが、和解水準は一般に低めでしかありません。
そうと知っているので、会社は、ありとあらゆる手を使って、あなたをあきらめさせようとします。

一番多いのは、「あなたが使えない」。
能力不足だと言ってきます。
ですが、これはでたらめです。
能力不足なのは経営者です。
もうけを上げる段取りができない、部下を管理できない。
スーパーマンのような労働者だけで構成される会社などありえないのです。
適材適所のできない経営者が、労働者に対して、そんな言い草はありません。

あなたが悪いのではありません。
責任を取りたくないとわがままを言う経営者が悪いのです。

諦める前に、まず相談してみてください。
そうやってたたかう人が増えれば、会社側は次の解雇に対してブレーキを掛けなくてはいけなくなるのですから。

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