解雇は簡単にできません。
解雇が簡単にできたら、失業の恐怖のために、ヒドイ働き方がひろがって、社会不安が高まるからです。
でも、なぜか解雇が横行しています。
なぜ?
簡単です。
泣き寝入りする労働者が多いからです。
一人として泣き寝入りしなければ、会社はものすごいコスト(対策のための時間と費用)がかかるので、そうそう簡単に解雇できません。
実際上、法律では解雇は厳しく制限されています。
たたかえば勝てるケースが多いのです。
ツイッター上には、そうやってたたかっている人たちのつぶやきが流れています。
【新人学校職員不当解雇撤回!第11回裁判】横浜市教委による青年労働者への違法&不当解雇の取り消しを!全県、全国の労働者の団結と闘いで青年労働者の雇用と人権の回復を勝ち取ろう!裁判への傍聴支援を→2015年7月28日(火)13:30〜横浜地裁502法廷*終了後報告集会あり
— Tetsu Miyazawa (@tariho1980) 2015, 7月 27
三団体機関紙 フェニックス 読書のススメ「JAL もう一度空へ」(JAL不当解雇撤回裁判原告団編・学習の友社)は、JAL経営破綻のさなか強権的に行われた不当解雇事件の真相をまとめたものです。http://t.co/VdJXxDPrAu
— 航空連 (@koukuren) 2015, 7月 27
【拡散希望】裁判勝利に向けて傍聴支援を!
「T施設長解雇事件裁判」
日時:8月12日(水)13時20分
場所:横浜地裁川崎支部
◎2015年4月1日より法人名が「(社福)ひまわりの会」から「(社福)ハートフル記念会」に変更…
#ハートフル記念会 #緑陽苑 #あさおの丘
— 全国福祉保育労働組合神奈川県本部 (@kana294fukusi) 2015, 7月 22
ただ、裁判ともなると、長い時間がかかるので、諦める人も躊躇する人もいるでしょう。
ものすごくお金もかかるというイメージもあって、余計にそうなるかもしれません。
労働審判のように、早く解決できて、非公開の手続きもありますが、和解水準は一般に低めでしかありません。
そうと知っているので、会社は、ありとあらゆる手を使って、あなたをあきらめさせようとします。
一番多いのは、「あなたが使えない」。
能力不足だと言ってきます。
ですが、これはでたらめです。
能力不足なのは経営者です。
もうけを上げる段取りができない、部下を管理できない。
スーパーマンのような労働者だけで構成される会社などありえないのです。
適材適所のできない経営者が、労働者に対して、そんな言い草はありません。
あなたが悪いのではありません。
責任を取りたくないとわがままを言う経営者が悪いのです。
諦める前に、まず相談してみてください。
そうやってたたかう人が増えれば、会社側は次の解雇に対してブレーキを掛けなくてはいけなくなるのですから。
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