求人時に示された労働条件と実際に入社した後の労働条件が引き下げられている「求人詐欺」。
入社したばかりの社員は、履歴書に傷がつくことを恐れて、泣き寝入りすることもあります。
それを防ごうと、「ブラック企業対策プロジェクト」が経団連に申し入れしたそうです。
実際の待遇と異なる好条件を示して労働者を集める「求人詐欺」を防ごうと、市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」(東京)は29日までに、経団連に対し、採用内定日までに詳しい労働条件を示した書面を交付することを加盟企業に呼び掛けるよう申し入れた。
産経ニュース 「求人詐欺」防止を経団連に申し入れ ブラック企業対策求める市民団体 2016年8月29日
ブラック企業は、多くの人を集めて、どんどん使いつぶすのが特徴。そのときに使われる手法が求人詐欺です。
他のまじめな企業からしてみれば、迷惑この上ない企業なのですから、経団連としては、求人詐欺撲滅のために動いてもらいたいところです。