労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。 もし記事がしばらく更新されていないなら、新潟にブラック企業を見つけていないしるしです。あなたが見つけたら、私たちに教えてください。 にいがた青年ユニオンとしての考え方、労働相談や生活相談などは、ブログ「ゆにぶろ」で紹介します。

2015年4月3日金曜日

「会社が言うことは疑ってかかれ」というデスク日記が目に止まった



新社会人に対して、「会社が言うことは疑ってかかれ」と書いてある記事が目に止まりました。
それは、西日本新聞の「デスク日記」です。

4月。真新しいスーツに身を包み、希望と期待に胸を膨らませている新社会人は多いだろう。冷や水を浴びせるつもりはないが、あえて言いたい。「会社が言うことは疑ってかかれ」と。
過酷な労働条件で若者を働かせ、しまいには使い捨てる「ブラック企業」。正社員として採用しながら「試用期間」名目で非正規で働かせ続ける。残業代を固定し、基本給などに組み込ませながら実際の残業代は払わない。自社の利益のためには手段を選ばない姿がそこにある。
西日本新聞 2015年04月03日

ブラック企業に注意しようという呼びかけです。
新社会人の場合、ブラック企業との出会いは衝撃を与えることになります。
それは、ブラックバイトであってしまった高校生や大学生のみなさんの受ける衝撃に近いものに違いありません。


ブラックバイトに出会ってしまった高校生は、非常に大きく傷つきました。
考えてみれば、それまで出会ったことのある大人は、親や親戚、近所の人、学校の先生などです。たとえ衝突はあったとしても、あまりにも理不尽なことは少ないでしょう。しかし、ブラック企業は違います。明らかにおかしなことを会社の論理だけでねじ曲げて押しつけてきます。不正義を振りかざす大人の姿を見て、傷つくのではないでしょうか。

これが新社会人の身にも起きます。
学校と会社では違うということがわかっていたとしても、自分を使いつぶそうとしてくる人たちに出会うということが衝撃でないわけはありません。

しかし、一つだけ方法があります。
それが「学び」です。
なぜブラック企業が生じるのか、それに対して何をなすべきか、あらかじめ勉強すればよいのです。

ブラック企業でどんなことが起きるのか、それに対してどんな対策があるのかは別にまとめたので、ぜひそちらをご覧ください。