労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。 もし記事がしばらく更新されていないなら、新潟にブラック企業を見つけていないしるしです。あなたが見つけたら、私たちに教えてください。 にいがた青年ユニオンとしての考え方、労働相談や生活相談などは、ブログ「ゆにぶろ」で紹介します。

2017年5月27日土曜日

監督官の民間委託は絶対無理



労基署の監督官が不足しているから、民間委託しようというのが、いまの政府。
これは、警察官をセコムに委託しちゃおうと行っているのと同じです。
バカげています。



監督官をたくさん採用すればいいだけだもんね。
社会保険労務士に委託したらとんでもないことになりますね。

たとえば、こういうこともあります。

滋賀県長浜市のホテルに勤めていた際に職場で同僚から暴行を受けた元社員の40代男性が26日、ホテル側の顧問の社会保険労務士が労災申請しないよう指示するなど違法行為をしていたとして、この社労士について滋賀労働局に懲戒請求した。
産経WEST 「社労士が労災隠し助長」元ホテル社員、労働局に懲戒請求 滋賀 2017年5月26日

社労士は会社がお客さんのケースもありますから、悪い意味でお客さん目線に立ちます。

逆に考えてみましょう。
監督官というのは、警察官です。
つまり、警察官が副業していると考えてみてください。
これは気持ち悪いですね。

人を取り締まる役目の人が副業したら、ろくでもないことになります。
監督官業務を民間委託すべきではありません。