2015年3月26日木曜日
楽しく働ける会社を作った経営者の話
最近、ラーメン屋さんに縁があります。
今日は、とあるラーメン屋さんをつくった経営者さんとお話しすることができました。
もちろん、経営者と労働組合なので立場が違うところもあるでしょう。
ですが、今日はそのお話をしたいと思います。
その方は、以前勤めていたラーメン屋さんを辞めて、独立した方。
店舗を複数持っているため、休む暇もないそうです。
お店にも活気があります。確かに休む暇はなさそうです。
「楽しく働けるようにしたいと思ってこの店を作ったんです。」
そう私に話してくれました。
以前勤めていたお店では、よかれと思って上司に言ってもダメ。
そういう中で辞めていった人は他にもいるそうです。
いまも以前に勤めていた会社の従業員と個人的なつきあいはありますし、よくお店にも食べに来てくれるとのことですが、「職場が楽しそうでうらやましい」と言ってくれることが何よりうれしいと言います。
従業員のモチベーションを上げて、職場に定着させ、会社全体の技術の向上を図る-
まさに労働組合がめざしている正しい会社のあり方です。
「以前のお店の常連さんが『探したよ』といって来てくれるのは本当にありがたいです」とも語ってくれました。
労働者のやる気と職場の雰囲気は、飲食店の場合、味に出ます。お客さんもそれをよくわかっているのでしょう。
こういうまっとうな商売をめざす会社経営者がどんどん増えてくれれば新潟はもっと良くなります。
このようなまじめな経営者を応援するためにも、労働組合としてはブラック企業をなくすたたかいに手を休めるわけにはいきません。