ごまかしの求人を規制できない問題を解消できることになるのでしょうか。
厚生労働省は企業が実際より高い賃金など虚偽の条件で人を募集し、トラブルとなる事態の防止策の検討に入った。職業紹介事業者に虚偽求人を出した企業に対し、職業安定法を改正し罰則を設ける案が浮上している。
産経ニュース 虚偽求人に罰則検討 厚労省、ブラック企業対策強化 2015年12月28日
ブラック企業は、固定残業代など求人時に見せかけの条件を出して人を集め、労働者をこき使う手口で生き延びています。これに対して、虚偽求人は職業安定法で禁止されていますが、有効に働いていませんでした。
職業安定法
第65条 次の各号のいずれかに該当する者は、これを6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
八 虚偽の広告をなし、又は虚偽の条件を呈示して、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者