労働組合の加入割合が過去最低を更新したと報じられています。
企業などで働く人のうち労働組合に加入している人の割合は17.4%となり、4年連続で過去最低を更新しました。
NHK 労働組合の加入割合 4年連続で過去最低更新 2015年12月26日
内容を見ると、女性や非正規労働者の就業者数が増加した結果のようです。
厚生労働省は、こう指摘。
厚生労働省は「卸売業や飲食業を中心に組合に入る女性やパート労働者が増えている一方で、製造業や公務員などでは組合員が減少し、全体として組織率の低下が続いている」と分析しています。
ただ、構成人数が少なかったとしても、社会的インパクトを与えられないわけではありません。
ワタミ過労自死事件、ブラックバイトなど、比較的小規模な労働組合でも、その社会運動的なたたかいかたによって、世論の後押しを得られるケースはあります。