新潟にも配置されたようです。
厚生労働省は1日、違法な長時間労働に対する監督指導を強化するため、広域捜査の司令塔となる「過重労働撲滅特別対策班」(通称・本省かとく)を省内に設け、全国47の労働局に新設の「過重労働特別監督監理官」を1人ずつ配置した。
また、立ち入り調査の基準となる残業時間を過労死認定基準に合わせ、月100時間超から月80時間超に引き下げた。
時事通信 長時間労働対策を全国展開=残業月80時間超で立ち入り-厚労省 2016年4月1日
もともと、労働基準監督官の人数は少なく、
労働条件の最低基準を確保する役割を持つ労働基準監督署について見てみると、全国に配置される労働基準監督官は約 2,941 人(※本省 23 人、労働局 444 人、労働基準監督署 2,474 人/実際に臨検監督を行う監督官は、管理職を除くため 2,000 名以下となる)であ(る)
全労働省労働組合 労働行政の現状(データ資料) 2011年11月
というのですから、新潟県をたった一人プラスになったところで、どれぐらい監督できるのか心配です。