中年フリーターが増加していることを受けて、危機感を募らせる声であふれていると言います。
毎日新聞が8月4日、35歳以上の「中年フリーター」が、ここ20年増加の一途をたどっていることを伝え、波紋を広げている。
総務省「労働力調査」によると、非正規雇用労働者の数は2015年1~3月期平均で1979万人にのぼり、これは労働者全体の37.7%を占める。また、厚生労働省の「非正規雇用の現状」によると、34歳までの非正規雇用労働者数はピークだった2004年より減少しているが、35歳以上では増加し続けている。
web R25 中年非正規増大で「日本終了」の声 2015年8月7日
労働者の3分の1が非正規労働者となっている理由は、そうした雇用政策をとってきた自民・公明政権のせいです。
派遣労働を広げ、経営者の都合ばかりの政策をとってきました。
そのつけが回ってきたのです。
当然、このことは将来の日本を暗くさせます。
ツイッターでは、こんな意見が出されていると記事では紹介されています。
数十年後、これは極めて深刻な問題となって日本社会に降りかかってくるだろう。 →<中年フリーター>氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース http://t.co/Imsa98y3HA
— かくかくしかじかな (@sika1234) 2015, 8月 4
<中年フリーター>氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース http://t.co/JiPa6qpnLp
「多様な働き方」って名目で政府が非正規をすすめようとしてる
正社員よりモチベも下がるしその子供も貧困になるからもう日本は終わりだ
— マッキー氏(極太) (@magic_mackee) 2015, 8月 4
生活基盤が脆弱すぎて未来もへったくれもない。「子育て? なんですか、その無理ゲー」という時代に放り出された世代だったと思う。これからもそうだけど。 / “中年フリーター:氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に - 毎日新聞” http://t.co/6nH0RGzhpQ
— 深町・猫に知られるなかれ・秋生 (@ash0966) 2015, 8月 4
ここで、あきらめてしまうのではなくて、これをどうしたら止められるか考えてみましょう。
まず、元凶である自民公明政権の雇用政策を変えなくてはなりません。
この政党には政権から再び落ちてもらう必要があります(あるいは、雇用政策を変えてくれるなら、それでもよいでしょう)。
そのためには、この雇用政策に反対する声をもっと出していかなくてはなりません。
選挙はその一つですが、他にもあります。
同時に、労働組合を通じて、個別の会社がひどい労務管理を行わないように止めていくことも必要です。
ブラック企業は、世論の強まりを受けて、肩身の狭い思いをしているでしょう。
しかし、もう一歩です。
個別の企業に無法をやめさせると同時に、労働法制を改善させ、もっと労働者が働きやすくする必要があります。
そのためには、あなたの力が必要です。
日本終了とならないためには、みんなが一人ひとりの力を発揮させることが重要になってくるはずです。