東京労働局が、高校生向けに最低賃金に関する啓発を行っています。
東京労働局賃金課では、「アルバイト代が最低賃金を下回ることができない」ことを知っていた高校生アルバイトの割合が4割程度にとどまっているという厚生労働省の調査結果(下記参照)を受けて、高校生アルバイトが増加する夏休みを前に、東京都内に所在する全ての高等学校437校に対して、パンフレットを配布して、東京都最低賃金時間額907円の周知・徹底を改めて図りました。
新潟県の現在の最低賃金は、時給731円ですが、それを下回っていないでしょうか。
現在、中央最低賃金審議会では、最低賃金の目安について審議しています。秋には、各都道府県で新たな最低賃金となるはずです。
高校生バイトだけではありません。正社員でも、歩合給だったり、サービス残業があったりすると、最低賃金を下回る状態になります。この機会にあなたの賃金の時給額を計算してみては。