労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。 もし記事がしばらく更新されていないなら、新潟にブラック企業を見つけていないしるしです。あなたが見つけたら、私たちに教えてください。 にいがた青年ユニオンとしての考え方、労働相談や生活相談などは、ブログ「ゆにぶろ」で紹介します。

2019年9月19日木曜日

有給休暇は消化できそう?


「働き方改革」の法律全体からすると、残業代ゼロ法だったり、過労死を抑制するものでなかったり欠陥だらけですが、それでも年次有給休暇の消化については、活用しましょう。

年次有給休暇の消化

年次有給休暇の消化の制度は、年10日以上の有給休暇を発生させる労働者については、必ずその5日を消化させなくてはならないとする制度です。
有給休暇の消化率が国際的に見て低いことから、この制度がはじまりました。
どんなに小さな会社であっても適用されます。

作業量の管理を

ここで重要なことは、作業量の管理です。
休みをとったあとの仕事の量にうんざりしたことはありませんか。
仕事が今のままだったら、休みが増えてもうれしくないでしょう。
この問題は、作業量が多すぎることが原因です。
つまり、新しい人を雇い入れ、十分に教育し、今ある作業量をきちんとこなせるようにしなければなりません。
そのためには、労働条件の向上も必要です。

労働組合へ

人を雇わせたり、労働条件を向上させたり、新人教育をきちんとさせるためには、労働組合が必須です。
ですが、どの会社にも労働組合があるわけではなりませんし、そういうことに興味関心を持たない御用組合のようなところもあります。
そんなときは、にいがた青年ユニオンのような労働組合があります。地域にあるので、誰でも入れます。お住いの地域にも必ずそうした労働組合があるでしょう。
ぜひ探して加入してください。